「しまの余白」
遊休地のこれからを考える社会実験プログラム in淡路島
テーマ
本企画は、淡路島に位置する5つの空き家や空き地(余白)を舞台にした社会実験型プログラムです。建築設計を考える学生と、新規事業を考える学生がチームを編成し、現地に滞在することで島の魅力を体感しながら、これらの「余白」の活用方法を考えます。より実社会の事業に直結する形で、建築設計と事業立案を一緒に考えるプログラムです。
わたしたちが空き家や空き地を「余白」と呼ぶ理由は、それらが人と街の関わりを生み出す可能性を秘めていると考えているからです。これらの「余白」は、用途が決まっていないからこそ、その潜在的な価値を自由に探求できる、街に開かれた存在でもあると考えています。
最終講評会で、物件所有者・地域の方々・メンター・建築家・起業家など様々な方々にコメントを頂き、計画案が採用されたら実際に資金調達し、事業化までを進めていく実践的なプログラムです。
最終講評ゲスト
メンター講師陣
対象地のMAP/概要
①naminami souko
情緒のあるトタンの倉庫。志筑の暮らしをかんじる街の真ん中あたりに在るところです。
②denki yasan
昔の大通りにある電気屋さん跡地。隣に小さな公園があり、穏やかな空気が流れています。
③machi no akichi
小学校近くにある空き地。子どもたちの朗らかな声がグラウンドから聞こえてきます。
④shinbun yasan
街の真ん中から少しはなれたかつての縫製工場の宿舎。現在は新聞屋さんを営んでいます。
⑤ito soko
元縫製工場の、縦に長い倉庫。当時は反物を裁断したり、縫製したりしていました。
プロジェクトメンバー
【主催】
株式会社 o o c
【協力】
関西大学 HACK-Academy
【協賛】(敬称略・順不同)
沖物産株式会社
株式会社たかべホームズ
全淡建設株式会社
株式会社モノローグ
岨下酒店
梅脇秀之 梅脇真澄
島田征一 島田志穂
柏木敏孝
■最終プレゼンテーション(一部抜粋)
街の電気屋さん跡地で紡がれる物に想いを托す人々の物語。登場人物はそれぞれがこの場を訪れ、作品に想いを托して他者へと伝える。物を介して人と繋がる。